雑談のススメ 2【相手をしっかり観察しよう】
コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧弘美です。
雑談が苦手な人は、こんなことからはじめてみましょう。
【相手をしっかり観察することから始めよう】
雑談を上手に進めるためには、まず、相手の様子をしっかり観察します。表情や服装、持ち物などを見ながら、どんなタイプの人なのか想像してみましょう。
まず、自分からひと声掛けて、様子を観察します。
「○○さん、おはようございます」などの明るい挨拶を相手に投げかけてみます。相手の反応を見ながら2度目の声掛けをするのですが相手の様子を観察し、声の大きさやトーン、スピードを調整しつつ会話を始めていきます。
例:取引相手の場合こんな感じで話はじめてみましょう
最初の声掛け
「おはようございます!」
「本日はよろしくお願いいたします」
2度目の声掛け
「今、よろしいでしょうか」
「お会いするのを楽しみにしておりました」
お仕事の話に入る前に、3分ほどの雑談を行います。
出会って最初の3分間で、相手を最低1つは褒めることに努めてみましょう。
人は褒められるとうれしくなり、心を開きやすくなります。相手の様子やオフィスなどを観察しながら、最初の3分間で最低1つは「褒めるポイント」を探します。できるだけ具体的に褒めることで、会話も広がっていきます。
例えば
「駅から近くて眺めのいいオフィスですね」
「おしゃれな名刺入れですね」
「エントランスのインテリアが素敵で、いつも伺うのが楽しみです」
「おいしいお茶ですね」
褒めるポイントの探し方ですが、
目の前のものや聞こえるものを話題に、相手の反応を探っていきましょう。
特に初対面の人とは話題選びに困りがちですが、目に見えているものや聞こえてくる音など、五感で感じることをテーマにすると同じ場所にいることが一つの共通点となり、共感することも増え打ち解けやすくなります。
例えば
「とてもおいしそうなお料理ですね」
「ここからの景色は本当に素晴らしいですね」
「にぎやかな声が聞こえてきますね」
難しいことを考えるより、目に入ったもの、耳に入ってきたこと、匂いなどその時感じたものを自然に表現してみてください。
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